上善水の如し

ミライズ

2009年10月02日 21:30



大の日本酒党の私にとって「上善水の如し」といえば、

お酒の銘柄しか浮かんでこない。

もとの語源は、中国の老子の言葉のようです。

意味はというと

「上善」とは、理想の生き方。

理想の生き方は水のようでなければならない。という意味です。

「水のよう」とは、

1.水は柔軟である。

 水は方円の器に従う。というだけあってどのような形の器に注いでも、
 水はいつでも形になじむ。


2.水は低いほうへ流れる。
 
 人間は高いほうを好み、低い水準を嫌う。
 しかし、水のように低いところを好み、常に謙虚でなければならない。
 自分の地位を誇示しない。


3.水はすごいエネルギーを持っている。

 水の流れは、固い岩をも打ち砕く力がある。



つまり、理想の生き方をしようと思うと

常に柔軟で謙虚ですごいエネルギーを持つことが大切である。
という意味になる。

簡単なようでとても難しい。それが、「上善水の如し」なのでした。

飲兵衛のお話ではありませんでした。

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