修身斉家

ミライズ

2009年08月26日 23:40




好きな言葉の一つに「修身斉家」という言葉があります。

修身(しゅうしん)斉家治国平天下(せいかちこくへいてんか)・・・・・と長い文章(「礼記」大学)の中で

タイトルの四字熟語「修身斉家」がよく出てきます。

一般的な辞書を引くと

「身の行いを正し、円満な家庭を築いてこそ仕事に打ち込める」という解釈になりますが、

元来儒教の考え方からきていて

天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭をととのえ、次に国家を治め、そして天下を平和にすべきである。

という意味であり

さらに簡単にまとめると(私流の解釈では)

自分を律することのできる人は国を治める。

という意味にとれ、少し意味が変わってきますが、



「自分をコントロールできるかどうかは、(国、会社・・・などの)リーダーに必要な資質である。」



とも拡大解釈できる気がします。



ふと自分に置き換えてみて、「その場の欲望に負けず、自分を律しているか」と問われれば

まだまだ、その域に達していない。

・・・ができるかできないかというよりも

最善を尽くす努力をすることが大切な気もする。


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