修身斉家
好きな言葉の一つに「修身斉家」という言葉があります。
修身(しゅうしん)斉家治国平天下(せいかちこくへいてんか)・・・・・と長い文章(「礼記」大学)の中で
タイトルの四字熟語「修身斉家」がよく出てきます。
一般的な辞書を引くと
「身の行いを正し、円満な家庭を築いてこそ仕事に打ち込める」という解釈になりますが、
元来儒教の考え方からきていて
天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭をととのえ、次に国家を治め、そして天下を平和にすべきである。
という意味であり
さらに簡単にまとめると(私流の解釈では)
自分を律することのできる人は国を治める。
という意味にとれ、少し意味が変わってきますが、
「自分をコントロールできるかどうかは、(国、会社・・・などの)リーダーに必要な資質である。」
とも拡大解釈できる気がします。
ふと自分に置き換えてみて、「その場の欲望に負けず、自分を律しているか」と問われれば
まだまだ、その域に達していない。
・・・ができるかできないかというよりも
最善を尽くす努力をすることが大切な気もする。
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